忍犬クロマル

赤い風呂敷包みに一体何が入っているのか……オヤツであろうか……。

ひんがしの国のくのいち、花遁のヨザクラに仕えていた黒い忍犬。なかなかに情に厚い性格で、主が怪異に堕ちたと知りながらも見捨てることができないでいた。鎮魂の旅を兼ねて、冒険者に付き従うことにしたようだ。